木の実いろいろ

先日も「真弓の実」との出会いに感激したばかりだが
秋はいろいろな木の実が見られて楽しい。


先ず、「クサギの実」 漢字は「臭木の実」または、「常山木の実」


二三日前、地元の道の駅の敷地内にあるのを見つけた。
遠くからだと赤い花のように見えるが、赤いのは萼(がく)で
光沢のある直径6~7ミリ位の藍色の実が真ん中に生っている。
この実は、あさぎ色という薄い青を煮出す染料になると歳時記に出ている。臭いのは葉らしい。例句はあまり多くない。


公園の隅に美し臭木の実        久本 澄子
臭木の実すとんと腹が空いてくる    岡田 史乃


それから、去年やはり地元の自然公園で見かけて、その時は名前が分からなかった赤い実。どうやら「珊瑚樹」のようだ。やはり秋の季語になっていて、赤い実が生っている状態を季語としている。確かに色と艶が珊瑚のように見える。例句はとても少ない。



珊瑚樹の実にかくれなき海の艶       執木 龍
珊瑚樹のいただきくらきまで熟す                      古舘  曹人


これらの実については、今まで俳句には詠んだことがないので
挑戦したいとは思うが、それぞれの実の特色をよく摑まないと
なかなか難しい。先日の「真弓の実」の句もまだできておらず
課題の多い今年の秋だ。