マユミの実

昨日は小雨の中、郊外の古い寺町にて吟行句会を実施。
そこで初めて出会ったのが、「マユミの実」。漢字で書くと
「檀の実」あるいは「真弓の実」。晩秋の季語になっている。


マユミの実が赤いというのは何となく知っていたが
実際に見たのは初めてで、しかもこんな風に四つに裂ける
ことは知らなかったので、その可愛さに思わず興奮してしまった!



歳時記によると、マユミはニシキギ科の落葉低木で
紅葉もきれいなので山錦木(ヤマニシキギ)の別名もある。
真弓の名は古代にこの木の皮を剥いで、弓の束に巻いた
ことに由来している。花は初夏に咲き淡緑色の小花を
多数つけるとのこと。



しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実     後藤 比奈夫
まゆみの実寄りくるものをいとほしむ    きくち つねこ
ほほゑみを分かちたくなる檀の実      平林 孝子
泣きべそのままの笑顔よ檀の実       濱田 正把


昨日は「真弓の実」の句を作る余裕はなかったが、今後の課題としたい。
上の例句にあるような、やさしい感じの句が作れれば嬉しい。