夕焼け

6月の梅雨の時期の夕焼けも美しかったが、7月になってからの夕焼けもなかなか印象深いものが多い。空全体が赤々と燃えるような夕焼けはまだそんなに見られないが、日々違う形の雲に夕日が当たっているのは、なかなか興味深い景となっている。撮った写真を眺めていると、最初は気づかなかった雲の形が、動物のように見えてくることが多くて面白い。


   はふられし山羊のかたちに夕焼雲  原 裕


という句がある。先人たちも雲にいろいろな動物の形を見たに違いない。


▼ 鯨のような雲


▼ この日はかなり焼けていた
  じっと夕焼けを見ていると、しみじみとものを思う気持ちになる


     夕焼濃し吾にいかなる明日のある  加藤 三七子


▼ ピューマのように見えて来た夕焼雲


▼ これは火の鳥のよう


鳥になり獣になりて夕焼雲  エリザベス
火の鳥の飛び立ちさうな夕焼かな


涼を感じる

猛暑続きで、ゆっくりと散歩をしたり写真を撮ったりすることもできず、せめて今までに撮った写真で多少なりとも涼を感じようかと・・


近くの海(瀬戸内海)



風鈴



先日亡くなった彫刻家の流政之(ながれ まさゆき)氏作の「作り滝」
香川県高松市 四国村



7月2日(旧暦5月19日)の早朝の月


やはらかき風鈴の音にまどろみぬ エリザベス
朝月の少し欠けたる涼しさよ


栗林公園散策

昨日、街に出かけたついでに、栗林公園を一時間ほど歩いてきた。「一歩一景」と言われる栗林公園、いつ行っても何かが待ってくれている。


まだそんなには咲いていなかった蓮の花
この時期は葉が美しい


蓮の葉をころがる水滴


先月は見つけられなかった二色の睡蓮


水辺に咲くヤブカンゾウ(薮萱草)
重弁のものが「薮萱草」、単弁が「野萱草」で夏の季語
「忘草」(わすれぐさ)とも呼ばれる
(この草を帯びていると憂いを忘れるという上代中国の風習より)



一旦園の池の水を裏山へ上げてから落としている「作り滝」
最近の雨のためかいつもより水音に勢いを感じた



蓮まさに開かんとする姿かな  エリザベス
蓮の葉の一粒の水もてあそび
作り滝とは思へざる勢(きお)ひあり