泰山木の花(たいさんぼくのはな)

夏の季語になっている花の中で、今まで俳句にたくさん詠んできたものの一つが「泰山木」。その高さ、白さが印象的な花だ。厚くて大きな葉の裏や間に咲くと、花全体が下からはよく見えないことが多く、写真に撮ることも難しいが、一昨日の朝咲いていたこの一花は、一番外の枝の先に咲いてくれたため、ようやく写真に収めることができた。




また一つ泰山木の花高く  エリザベス
泰山木花の高さに迷ひなし
明けやらぬ空に泰山木の白




浜豌豆(はまえんどう)

今年初めて知った花、「浜豌豆」。海沿いを歩いていた時、砂浜に咲いている綺麗な紫色の花を見かけた。蔓がだんだんと波打ち際の方まで伸びている。帰っていろいろ調べたところ、この花の名前が判明。しかも夏の季語として歳時記にも採録されている。まだまだ知らない花がいっぱいだ。



 


通り過ぎし足跡ばかり浜豌豆  エリザベス
蔓先の波に近づく浜豌豆

菩提樹の花

地元のお寺の菩提樹の花が今見頃だというので見に行った。お釈迦様がその下で悟りを啓いたとされる木は「インド菩提樹」と呼ばれるクワ科の木だが、日本に多く植えられている菩提樹はシナノキ科の木とのことで、違う種類のようだ。お寺に近づくと菩提樹の花の甘い香りが漂って来て、みんなそちらの方に引き寄せられていく。この何とも言えぬ良い香りにつつまれて、人々の表情も穏やかで嬉しそう。まさしく浄土のようであった。





紛れなく菩提の花の香なりけり  エリザベス
梵鐘の一打菩提樹花揺らす